京都 二条城─見所・歴史・桜・紅葉

世界遺産・二条城の魅力に触れよう。

築城400年を超える元離宮二条城の世界遺産は、徳川幕府の歴史を伝える文化財。
京都にある世界遺産のほとんどが寺社仏閣ですが、唯一異なるのがこの二条城です。
京都観光に訪れたときにはぜひ二条城に寄り、新たな魅力を発見してみませんか。

 

■二条城のポイント
◎徳川家の盛衰を見守った、華麗な桃山文化の宝庫
◎二の丸御殿(国宝)は大政奉還を発表した歴史的な舞台
◎二の丸御殿の6棟は見どころのメインで必見
◎狩野派による絢爛豪華な襖絵
◎桜のライトアップが美しい

 

●桜の見ごろ時期………3月下旬〜4月中旬
●紅葉の見ごろ時期……11月中旬〜12月上旬
桜のライトアップはとくに有名ですが、
紅葉の秋には重厚な歴史を漂わせる御殿とのコントラストの美しさが楽しめます。
また秋は「お城まつり」が開催され、とてもにぎわいます。

二条城の見所

■二の丸御殿
本瓦葺き・入母屋造りで、武家風書院造の代表作とされている。部屋数は33、畳は約800畳ほど敷かれている壮大な規模の御殿。
桃山文化の特徴をよくあらわす華麗な佇まいが、訪れる観光客に感動を与えてくれる。
唐門を過ぎると最初に豪華に装飾された車寄せが目に入る。床は牛車で中に入れるように四半敷になっている。欄間彫刻はひときわ美しく、裏と表ではデザインが異なる。牡丹や鳳凰などめでたいものが豪華絢爛に施され圧倒される。

 

この二の丸御殿は6棟で構成されており、見どころのメインとなり見ごたえは十分。
「大広間」は徳川慶喜が大政奉還を発表した場所として有名。各部屋の松や鷹の障壁画や彫刻は狩野派の手によるもので、部屋の目的に応じて絢爛豪華に描かれている。障壁画は2000面以上あり、そのうち954面が重要文化財に指定されている。

 

【遠侍(とおざむらい)】
大名や客人の控え所と警備の詰所にあてた。一の間・二の間・三の間・若丸の間・勅使の間の5つに分かれている。
【式 台】
老中と大名が対面したところ。四つの部屋で構成されている。とくに老中三の間の雪中柳鷺(せっちゅうりゅうろ)図は、二の丸御殿の障壁画の中でも優れた作品の一つ。
【大広間】
将軍と大名が公的に対面するところ。将軍の座る上段の間は城内の中心となる部屋で、室内の装飾も豪華を極める。とくに大広間四の間の松鷹(まつたか)図が有名。
【蘇鉄の間】
大広間と黒書院をつなぐ渡り廊下。
【黒書院】
将軍が私的な対面や政務を行ったところ。大広間と同じ書院だがひと回り小さいため、江戸時代には小広間と呼ばれていた。
【白書院】
将軍が休憩(居間や寝室)に用いたところで、御座の間とも呼ばれていた。室内装飾も落ち着いた意匠でまとめられている。

 

■唐門
二の丸御殿の正面にある門。金と極彩色の彫刻で彩られ、豪華絢爛な桃山文化の気風が伝わる。寛永3年(1626年)、後水尾天皇の行幸の際に伏見城から移築されたものと伝えられている。

 

■二の丸庭園
御殿の大広間の西に広がる。創建時に小堀遠州によって造られたとされており、回遊式庭園で特別名勝。複雑な形をした池に蓮菜島・鶴島・亀島の3島と4つの橋がある。池の周りには大小さまざまな石組が配置され、力強さを感じる。

 

■本丸御殿
明治26年(1893年)、京都御所内にあった旧桂宮邸を移築した雅やかな公家風の建物。弘化4年(1847年)の建てられた。玄関・書院・御常御殿などから構成されている。内部は広く、違い棚・袋棚など風流な趣のある装飾が美しい。
※現在、内部は非公開。春と秋の特別公開時に見ることができる。

 

■清流園
城の北側に位置する庭園。もとは河原町二条にあった旧・角倉屋敷の一部と庭石・庭木などを譲り受けた。これをもとに全国各地から銘石を集め茶室を建てて、昭和40年(1965年)に完成した。洋風庭園と池泉回遊式山水園(和風庭園)の和洋折衷が見事に調和している。

ライトアップ

ライトアップは春の期間だけに限定して行われている。200本からなる山桜や里桜、枝垂れ桜や庭園などのライトアップは幻想的で幽玄な雰囲気。ぜひ世界に誇る二条城の華麗なライトアップを堪能ください。※なお開催期間・日時などは二条城ホームページをご参照ください。

二条城の歴史

慶長8年(1603年)に徳川家康が京都御所の守護と上洛の際の宿所として造営させた。家康はここで征夷大将軍の拝賀の礼を行い、また豊臣秀頼を迎えて威信を示した。寛永3年(1626年)後水尾天皇行幸に際し、ほぼ現在の規模になったが、その後は徳川将軍の上洛は途絶えた。天明8年(1788年)、市中の大火で本丸殿舎などを焼失し、二の丸御殿などだけが残った。そして慶応3年(1867年)、徳川慶喜はここで大政奉還を宣言し江戸幕府は終焉した。
その後、明治時代に宮内庁の管轄となって二条離宮と称され、昭和14年(1939年)に京都市に下賜される。

入場時間・入場料・住所・交通アクセス

■入場時間………8時45分〜16時(閉城17時) ※二の丸御殿は9時〜16時まで。
■休み……………7月・8月・12月・1月の火曜日(祝日の場合は翌日)
■入場料…………600円
■住所……………京都府京都市中京区二条通堀川西入二条町541
■交通アクセス…JR京都駅から地下鉄・烏丸線で6分の「烏丸御池」で乗り換え、東西線で2分、「二条城前駅」で下車、徒歩すぐ。またはバス停「二条城前」から徒歩すぐ。

 

このサイトはお役に立ちましたでしょうか。
京都観光にはホテルや旅館に宿泊して、じっくり見て廻るのも素敵ですね。
ホテルや旅館でおいしい料理を贅沢に味わう。さらに思い出深い京都になると思います。
では京都観光をお楽しみください。